■ ID | 174 |
■ 種類 | 学会発表 |
■ タイトル | 有機性廃棄物の埋立・分解に伴う浸出水の発生とその処理に関する研究 |
■ 著者 | 木持謙
埼玉県環境科学国際センター 加名生良介 早稲田大学理工学部 野田尚宏 早稲田大学理工学部 常田聡 早稲田大学理工学部 平田彰 早稲田大学理工学部 小野雄策 埼玉県環境科学国際センター |
■ 出版元 | (社)日本水環境学会 |
■ 出版年 | 2001 |
■ 誌名・巻・号・年 | 第36回日本水環境学会年会、平成14年3月15日 |
■ 抄録・要旨 | 難生分解性有機性廃棄物である木くずと、易生分解性有機性廃棄物を模した未熟コンポストとの混合廃棄物を用いて模擬埋立地実験を行い、発生する浸出水と温室効果ガスの経時変化を木くずの粒径の違い等により比較するとともに、浸出水の処理に関して検討を行った。
その結果、難生分解性有機性廃棄物を微細にすることにより、埋立地内の有機物分解能および脱窒能が向上することが考えられた。特に、木くずが微細な系において、窒素成分の流出速度および流出T-N量に対するNO3-N量が小さく、脱窒反応すなわち窒素除去が効率よく行われていることが示唆された。これらのことから、埋立廃棄物の形状等により浸出水への溶出傾向が異なり、発生する浸出水に応じた適切な処理の必要性が示唆された。 |
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